著者 ふろむだ
ダイヤモンド社
![タケチ](https://i0.wp.com/take-levelage.com/wp-content/uploads/2020/01/tomohirotakeisi.png?w=1256&ssl=1)
どうもタケチです。
今日の紹介する書籍は、
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
著者の経歴
・延べ数百万人に読まれたブログ
「分裂勘違い君劇場」の著者
・ブロガー
こんな人におすすめ
・新たなスキルが欲しい人
・実力があるのに周りから評価されない人
そんなあなたにぴったりの書籍です。
仕事をうまくやっていく方法って何だと思う?
![仲間B Lv8](https://i0.wp.com/take-levelage.com/wp-content/uploads/2020/02/takesi.png?w=1256&ssl=1)
それはもちろん実力だ。
この世は所詮、弱肉強食だからな。
![仲間A Lv11](https://i0.wp.com/take-levelage.com/wp-content/uploads/2020/01/take.png?w=1256&ssl=1)
運ですかね。
成功者の話を聞けば、大体運が出てくる。
「タイミング」が良かったんですよってね。
![タケチ](https://i0.wp.com/take-levelage.com/wp-content/uploads/2020/01/tomohirotakeisi.png?w=1256&ssl=1)
二人とも1/3は正解。
実は勘違いさせ、錯覚させる力も重要になってくるんだよ。
優秀な人って何でも優秀に見えてくることない?
たった一つ突出したものがあれば、人は全体的に評価を上乗せしてしまうんだ。
たとえば、
「売り上げを前年度よりも50%増やしました」
「YouTubeで登録者数100万人突破しました」
「過去に芥川賞を受賞しました」
なんて実績があったら、「この人は何でもできそう!!」って
人は勝手に「思考の錯覚」を作り出す。
それが、自分だけでは絶対に到達できなかった目標でも。
たとえば、友達や仕事仲間や顧客のおかげでもね。
この力ってかなり強力だ。
では、書評していきましょう♪
要点
・相手を錯覚させれば、効率よく力が付く
・ダメな奴は今の仕事には向かない。
・成果主義で負ける優秀な人は立ち位置が悪い。
「相手を錯覚させれば、効率よく力が付く」
まずここで重要なことは、
「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」は、
一種の資産として機能するということだ。
![仲間A Lv11](https://i0.wp.com/take-levelage.com/wp-content/uploads/2020/01/take.png?w=1256&ssl=1)
確かに錯覚はすごい力になりそうだけど、
実力をつけたほうがいいような気がするけど?
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そんなことはない。
この錯覚の力を理解することでかなり有利になるよ。
思考の錯覚を理解したほうがいい理由が4つあるけどその中で
一つ紹介すると、錯覚資産がないと、
実力を効率よく伸ばすことができないんだ。
「実力」というのは、
よい上司、よい同僚、よい部下、よいポジションという、よい「環境」
に恵まれて初めて、効率よく伸びていく
そもそも実力がない人に、よいポジションを与えようとは思わないでしょ。
錯覚資産を使わずに実力を上げるには、今の環境で実績を積むしかない。
ドラクエでいうと、雑魚敵しか出ないところでレベル上げしているようなものだ。
船や魔法のじゅうたんがないと、ほかの大陸には行けないんだよ。
![仲間A Lv11](https://i0.wp.com/take-levelage.com/wp-content/uploads/2020/01/take.png?w=1256&ssl=1)
わかりやすいのか、わかりにくいのかわからないよ。
![タケチ](https://i0.wp.com/take-levelage.com/wp-content/uploads/2020/01/tomohirotakeisi.png?w=1256&ssl=1)
…わかりにくい。
要は成長できる機会がないと効率がものすごく悪いって話。
「ダメな奴は何をやってもダメなのか?」
結論を先に言うとそんなことはない。
錯覚資産というのはいい面もあればもちろん悪い面もある。
この悪い面がまた厄介なんだけど、要はイメージだよね。
これは優秀な人と同じような現象なんだよ。
優秀な人は突出したものが一つでもあれば、
イメージ図だと全体的に上がるんだ。
もちろん悪いところもあるけど、イメージがカバーに入る。
逆にできないという悪いイメージをされるとできることでも
悪いイメージが足を引っ張って全体的に無能になる。
こうなることでできない人の出来上がりだ。
じゃあどうする?
ポジションを変えることだ。
自分の得意な土俵に立たなければ、イメージは崩れない。
このようなことは住宅の営業マンとかよくある話なんだ。
営業職の時はバリバリ成績を上がって有頂天だったけど
昇格して店長職になった瞬間にぱっとしない存在になっちゃうってことがあるんだ。
いい奴はどこでもいいパフォーマンスを出すだろうと、上司が錯覚したんだね。
「成果主義で負ける優秀な人は立ち位置が悪い」
4月から同一労働同一賃金が始まったけど、
これからの日本は成果主義へと働き方をシフトしていくのか?
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するでしょ。
年功序列は無理って偉い人が言いきっちゃったからね。
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その通り。
成果を出すには実力が必要か?
実力ももちろん必要だけど、それだけではない。
成果を出しても、アピールが下手なせいで、
昇進できなかったり、ステップアップの転職も難しい。
成果のアピールは錯覚資産も重要になってくる。
![仲間A Lv11](https://i0.wp.com/take-levelage.com/wp-content/uploads/2020/01/take.png?w=1256&ssl=1)
ここでも来たか錯覚資産!!
例えば、新しく漫画を読み始めたいとしよう。
ちなみに、この世界ではグーグル先生の検索等はできないとしよう。
どうやって決める?
![仲間A Lv11](https://i0.wp.com/take-levelage.com/wp-content/uploads/2020/01/take.png?w=1256&ssl=1)
過去に面白かった作者の本を読むかな。
![タケチ](https://i0.wp.com/take-levelage.com/wp-content/uploads/2020/01/tomohirotakeisi.png?w=1256&ssl=1)
大体の人はそうするだろう。
こういうのが錯覚資産だ。
過去に成功を収めれば、次の作品が前作よりも面白くなくても
読まれる可能性が上がる。
流れはこうだ。
成果 → 錯覚資産 → 環境 → 実力 → 成果 →・・グルグル
それだけでなく
成果 → 錯覚資産 → 成果 →・・グルグル
まだある。
成果があれば、おのずと環境が良くなる
成果 → 錯覚資産 → 環境 → 成果・・グルグル
こう見ると実力って大事だが錯覚資産の方が大事になってくる。
その他の内容
・悪く解釈される人と良く解釈される人の違い
・無意識は厄介、矛盾を嫌う僕たち
・思考の錯覚
など、紹介できなかったことがまだまだあります
続きはぜひ本書でお読みください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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