無料サービスは最終的には高くつく

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タケチ
タケチ

こんにちは、タケチです。

今日は無料のサービスを受けるほど、結局は高くついてしまう

カラクリの行動経済学で説明していきたいと思います。

仲間A Lv11
仲間A Lv11

無料はタダだろ!!

タケチ
タケチ

それはそうだけど、無料には魔力が潜んでいるんだ。

無料で何かが手に入ると誰でもいい気分になるのではないだろうか

普段、あまりコーヒーを飲まないのに無料クーポンをもらった時などだ

無料というのは、価格ゼロ円だが、単なる価格ではない。

無料のせいで厄介なことになる場合があるという事。

何も食品に限った話だけではない

最初だけ無料のサービス、無料体験など

僕たちの周りには無料のサービスや商品が結構あります。

「無料」には訳がある

無料はその見た目に矛盾している。

モノをタダで提供することで、金儲けができる。

これはナゾナゾではなく、それは本当にタダだし

あなたがお金を払って得られる以上のクオリティーのモノさえある

一番身近な存在なのはYouTubeだろう。

なぜこのビジネスモデルが成り立つのかというと

広告主から料金を取るという構造になっているからビジネスが成り立つ

しかし、これは無料の一部に過ぎない。

また、別の例で見てみよう

ECサイトの発達によって、ネットで買い物をするのは当たり前になっているだろう。

そして、おそらくあなたは買うときに気を付けていることはないだろうか?

「あと○○円で送料無料」というのを

仮にあと千円で送料を無料にできるのであれば、

「今は必要ないけど、送料を払うぐらいなら余分に買ってもいいよね」

と考えることがあるだろう。

余分に買った商品は送料分値の引きがあると考えられるからだ。

しかし、実際にはお店側は損をしているわけではありません。

お店側が送料を負担していたとしても、最終的には利益が出るようになっているのです。

つまり、送料無料を狙って買い増しするお客が増えれば増えるほど、

利益は出やすくなるのです

人は不合理なことをする

チョコレートの実験

高級チョコレートと市販で売られているごく普通の低価格のチョコの2種類を用意し

どのような売れ方をするのかの実験

実験内容① 

高級チョコには一粒15円
低価格のチョコには一粒1円
という値段をつけて売る

結果としては、被験者の73%が高級チョコレートを買い、

残りの27%が低価格のチョコレートを買った。

実験内容②

①のチョコを用意して、両方ともに価格を1円下げた。
つまり、高級チョコレートの価格は14円に
低価格のチョコレートは無料となった。

結果としては、被験者は31%高級チョコレートを買い、

残りの69%が低価格のチョコレートを買った。

つまり、低価格のチョコを1円下げて“無料”にしたとき

購買率が27%から69%に上がったのだ。

仲間A Lv11
仲間A Lv11

これが無料の力か!!

タケチ
タケチ

両方とも、同じ金額を下げたから、得られる満足感は変わらないはずだよね。

無料だから意味があるということだ。

人はサービスに弱く、無料になると、悪い面は忘れ去られることがある

人は失うことを本質的に恐れているからではないかと考えられている

仲間A Lv11
仲間A Lv11

どんだけ単純なんだ!!

タケチ
タケチ

無料を選ぶことによって、まずい選択を選んでいないように感じてしまうんだ。

たとえば、

車を買い替えるときに、欲しい車があったのにかかわらず

期間限定で、この車種限定の車を買えば、

もれなくオイル交換の無料サービス・定期点検が付いてくる

価格的に考えれば、車の本体価格と比べては微々たるものだ。

合理的に考えれば惹かれないが

判断はぶれる、あの車でもいいかもしれないと

そして、最終的に惹かれる人は一定数いるはずだ。

参考書籍:予想通りに不合理
     心理学大図鑑

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