今回はネットフリックスで見放題のドキュメント映画の紹介をしよう。
この映画はアメリカの学生から社会人まで使用している薬物の話なんだ。
ちなみにスマートドラックって?
スマートドラックという名前は作られたなもので、
元々はADHD(注意欠如・多動性障害)の治療薬として飲む薬なんだ。
ADHDの症状は注意がすぐにそれたり、集中力が続かない。
そのため症状を抑える(集中するための薬)効果がある。
そこに目を付けたんだね。
「集中したい」、「記憶力を良くしたい」、「頭が良くなりたい」ということは
学生のみならず人が良く考えることだろう。
学力社会だからね。
誰もがいい大学やいい会社を選びたいよね
2014年の調査で大学生の割合は5人に1人が、
勉強の効率向上や眠気覚ましのためにスマートドラッグなどを
使用しているデータがある。
「ドラックは勉強の効率を上げる?」
この映画ではそれぞれ違う人が紹介されるけどその中でもっとも
使用者が多いとされる大学生に焦点を当てよう。
アメリカの大学は入るのは簡単…?だが出るのはとてつもなく難しい。
出るためには勉強をひたすらするしかない。
やる気が出ない時でも?
その通り。
さぼってる間も隣の生徒は自分よりも成績が上がっている。
そのプレッシャーから逃れることはできない。
そこである日、友達からあるうわさ話を聞く、
スマートドラックに関するうわさだ。
その薬はなんと集中力を高め、勉強の効率を上げてくれる。
ドラえもんの道具的なものがあるらしいってね。
どうやって手に入るんだ?
簡単だ。
なんとネットで販売している。
違法だけど、野放しになっているらしい(笑)
いざ使用してみると、なんと素晴らしいことか
何時間でも勉強机にいられる。
しかも眠気がない。
これなら成績の上位を目指せるじゃないか!!
現に上位の人でスマートドラックを使用している人は多いそうだ。
でも代償としても大きい、薬の効果が切れた時の反動でうつ症状になったり、
ほかにも多くの疾患にもなる。
「科学的には効果はない?」
ちょって待て!!
さっきの体験者と矛盾してないかい??
って思うでしょ。
科学者はこの事態を重く受け止めてある実験を行ったんだ。
被験者にはスマートドラックではなく、興奮剤と偽薬を混ぜた薬を飲んでもらった。
結果はなんと…
効果は変わらず。
ただ単にドラックで興奮していただけだったんだ。
集中力も、勉強にも影響を変わらなかった。
でも一つ違う点があるとすれば、
達成感だけは味わうことができなかったんだって。
「効果はないけど得られるもの」
はっきりと効果がない試験結果が出ちゃったね。
じゃあやる意味なんかないんだ。
っとまでは言えない気がする。
これは僕の感想だけど、例えばやれば絶対に人生の役に立つ勉強をしようとする。
でもどうだろう。
頭ではわかっているんだけど、なぜか全然やる気が出ない。
やるかやらないかで時間は無くなり、この考えを数日繰り返す。
いざやると決めても、人にはいろいろとやることが他にもある
仕事や遊び、お酒を飲むことだったり(笑)
そして、時間を設けることができても、スマホが僕を呼ぶ。
そっちよりこっちの方が面白いよってね。
ここで登場スマートドラック!!
強制的に集中力が上がるんだ。
やりたくないことでも時間を忘れて続けられる。
僕は薬はやらないけど、ほかの人はどう思うかは知らないけど、
魅力的に映るんじゃないか?
「まとめ」
競争社会がドラックに手を染める要因となっている。
もちろんすべてではないよ。
あくまで選択肢の一つにはなりうる。
大体の人は肉体労働の仕事はあまりやりたくない
って思ってるんじゃないかな。
少なくとも僕はあまりやりたくない。
疲れるし(笑)
だから人よりも勉強をすることで、上を目指すしかない。
ボーっとしていたら、下の世代に今のポジションを取られるかもしれないから必死だよ!!
この映画はスマートドラックが人生うまくいくために必要だと思って使っていたけど、
使い続けることによっての副作用に悩み後悔するところまでを描いている。
登場人物は普通の人からプロスポーツ選手など日々競争を強いられている人たちだ。
なかなか見ごたえがある映画でした。
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