著者 スコット・ギャロウェイ
渡会圭子 訳
東洋経済新報社
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どうもタケチです。
今日は世界を動かしている化け物みたいな会社の紹介をします。
GAFA
四騎士が創り変えた世界
著者の経歴はニューヨーク大学の教授でブランド戦略と
デジタルマーケティングを教えている。
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GAFAってどういう意味か知っているよね?
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知ってますよ。グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾンの
頭文字を取ってGAFAですよね。
この本は、GAFAという会社がなんですごいのか?
それを知ることで、これからのつぶれる仕事が見えてくるんだよ。
そういえば、今ではマイクロソフトも加わってGAFAMってなっているけど
とりあえずはマイクロソフトはいいか。
資金力のあるITの会社は行動が速いからね。
アマゾンなんかは特に!!
これから紹介するけど、アマゾンでは
レジ係・販売員・倉庫係の人件費はほぼかかってない。
全て機械に置き換えたんだ。
では、書評をしていきましょう!!
「小売業界を破壊していく巨人 アマゾン」
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いつもお世話になっております。
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確かに便利だよね。商品も豊富だし。
アマゾンのすごみは今では当たり前になっているけど、
ワンクリックで何でも届くところだね。
僕たちの生活では、生きていくための必需品を手に入れるという
退屈な時間のかかる作業を少なくしてくれる。
アマゾンはもちろん物だけを販売しているだけではなく、
エンターテイメンも販売している。
アマゾン・プライムだ。
これがどれだけ人気だと思う。
アメリカを例にとってみるとこうだ。
全米の世帯の44%に銃があり、
52%にアマゾン・プライムがある。
富裕層では固定電話よりアマゾン・プライムと契約する世帯の方が多いと言われている。
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あの銃社会といわれた国が!!
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しかも短期間の間でだよ。
すごい勢いで僕たちの生活に浸透しているんだ。
ちなみにクリスマスツリーを飾る世帯は78%もあるみたいだね♪
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いらない情報だけど、そんなにいるんだ!!
アマゾンは合理的に物事を進める。
商品を扱う量が増えれば、工場の仕分けの作業がいる。
24時間人を交代制で働かせるか??
もちろん、そんなことはしない。
ロボットにお任せだ。
24時間こき使っても弱音や愚痴をはかずに働いてくれる。
工場の販売員ももちろんいらない。
何もかもネット上で商品が陳列されているからね
口コミをもちろんあるよ。
信用できるかは別としてね♪
でも、実は意外にも実店舗が存在している。
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たしかに意外だね。
実店舗なんて無駄だって省きそうだけど
それはアマゾン・ゴーだ。
これが面白いことに商品をとってもその商品の清算する工程がいらない。
レジがないんだ。
センサーとアプリが客の手に取ったものを自動的に記録していく。
ほかの小売企業は不意を突かれ、
大慌てで自分たちの生産プロセスを減らそうとしている。
このアマゾンの作戦でリスクをかぶるのは誰か。
レジ係として雇われている430万人のアメリカ人だ
「教祖となった企業 アップル」
美しいフォルム、洗礼されたデザイン、誰もがうらやむアップルのロゴ。
クールな最高な価値を提供する。
値段が高いなんて言わせない
それだけの価値がある。
世界にはアップル信者という言葉があるくらい多くの人が製品を使っている。
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シンプルなデザインだけど高級感があるよね。
でも、それだけでなんでそこまで売り上げがいいんだろうね?
アップルのすごいところは、低コストの製品をプレミアム価格で
売ることに成功したことなんだ。
スマホの市場のシェアは、14.5%に過ぎないけど、利益は79%と独占状態だよ。
こうしてアップルは他のGAFAと違い、ブランドを作ることに成功したんだ。
高価格の高品質の証であり、それを持つことは選ばれし者の証明となる。
もしエルメスがスカーフを2000円で販売したら、
顧客の大半は興味を失うだろう。
アップルはこの意味ではエルメスとは違う。
コンピュータや携帯電話は、ほかの安いブランドの
20倍から100倍の値段では売れない。
しかし、それでもかなり高い値段をつけている。
iPhoneは会員クーポンなしだと1台 8万円だ。
格安メーカーのスマホなら1台 1万8000円だ。
この価値はジョブスなき今でも快進撃を続けているからすごいんだ。
高級品は幸福や成功の象徴みたいなものだからね。
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確かにブランドものってテンション上がるよな
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でもアップルはブランド化に成功させたけどその先を見ているんだよ。
テクノロジー企業は短期間で大企業になれるんだけど、
短命で終わってしまうことがほとんどなんだ。
しかし、世界的なブランドはどうだろう ?
シャネルは?
長きにわたって存在価値を提供し続け、存続している。
グッチはグーグルが消滅へ向かうのを見ることになるだろう。
著者はGAFAの中でアップルが一番存続できる可能性が高いとみている。
創業当時のメンバーががいなくなった後でも、
好調を維持しているのはアップルだけだからだと言っている。
「人と人とのつながりを作った怪物 フェイスブック」
普及率と使用率を基準にすれば、フェイスブックは人類史上、
最も成功している企業といえる。現在の世界の人口は75億人。
そのうち12億人が毎日フェイスブックとのかかわりを持っている。
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すごい浸透率だな!!
計算したら6人に1人が使っている!!
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しかも、ネット接続している6分に1分は
フェイスブックを見ている計算になるらしいんだ。
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どんな計算!!
フェイスブックは人の欲望を最大限に高めてくれるんだ。
隣の芝生は青く見える理論だね。
毎日フェイスブック開くことで、
次から次へとモノの情報が入ってくるからね。
あの人の服いいな~とか、すごく素敵な景色だなとか(笑)
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欲しいものが可視化されるからね。
欲しいものや行きたい場所がグーグルやアマゾンで検索して調べられる。
知らなかったものは調べられない。
購入や体験までの道のりはこうだ
認知(知ること) → 検討(どうやって手に入るか情報を集める)
→ 購入 → 指示(満足したっていう感情)
つまり、フェイスブックはアマゾンよりも前の認知段階にある。
フェイスブックを使用することはつまり、自分の好みの広告が常に出る状況だ。
広告主があるターゲットにしたければ、
フェイスブックがその人の行動に関連するデータを集めてくれている。
フェイスブックは世界最大のネット広告の売り手になっている。
これはグーグルではできない利点なんだ。
現代に生きる全知全能の神 グーグル
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やっとグーグル先生ですか!
グーグルの大半の商品とは逆で、使うほど価値が上がる。
20億人の人が毎日、自らの意志と選択を入力している。
グーグルはそのパワーを活用し、
それぞれの部分を足した以上のものを全体として生み出しているのだ。
グーグルは毎日35億の質問からデータをコツコツと集め、
消費者行動を分析している。
これによってグーグルは従来のブランドとメディアの死刑執行人となった。
グーグルは何でも話を聞いてくれる。
そんなことないって?
それじゃあ、グーグルの検索履歴を見てみればいいよ。
どうかな、友達でも相談できないようなことを検索しているんじゃない?
彼女のプレゼントを何にしようかなだと?
じゃあ、言葉打ち込んで聞いてみてよ。
何でも教えてあげる。
っていうようにね♪
考えることを捨てて、グーグルに答え求める。
神に歯向かう愚か者には
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怖いんだけど、何かあるの?
グーグルは質問の問題を解くための手順いわばアルゴリズムだね。
検索結果のトップ近くに表示できると、もちろんクリックされる可能性が高い。
それは売り上げが上がることを意味するんだ。
これを出し抜こうとする族がいたんだ。
あたかも自分のサイトが有益のように見せかけた。
それで何が起きたと思う。
この行為が神の逆麟にふれ、検索結果の2ページ目に島流しになった 。
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…それだけ?
2ページ目って結構トップの方じゃない?
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人はすぐに情報が欲しい時に2ページ目にはいかないよ。
実質の追放だね。
その他の内容
・アマゾン・アレクサのゼロクリック戦略
・アマゾンの自社ブランド+アレクサの力を合わせる
・アップルはテクノロジー企業ではない。
・フェイスブック 個人情報という名の石油
・人はつながることを望んでいる。
・グーグル 神と交わった代償
・GAFAはペテンで成り上がった?
など、紹介できなかったことがまだまだあります。
続きはぜひ本書でお読みください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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