著者 白取春彦
ディスカバー・トゥエンティワン
どうもタケチです。
今日は考え方が身につく思考法についての書籍の紹介をします
『頭がよくなる思考術』
本書はあらゆる悩みに対しての考え方や心得が書いてある
著者は古今東西の多くの古典・啓もう書・哲学書から示唆された知恵を基礎にしてわかりやすく紹介している
本書はこんな人におすすめ
- 何事もうまくいかなく悩んでいる人
- 良くもない人の意見にすぐに乗っかってしまう人
- 日々の暮らしが単調でつまらなく感じている人
- 幸せになりたいと思っている人
そんなあなたにうってつけの書籍です。
その悩みは昔から数多の人が考えていたことです。
ではさっそく書評をして行きましょう♪
「視野の狭さを自覚せよ」
もうそろそろモンスターも弱くなってきたし、経験値もたまったから次の村を目指そうか!
途中で強いモンスターに出くわして負けるかもしれませんから
まだまだこのエリアに残りましょうよ
視野の狭い人は、新しいことに対してのチャレンジを拒みます
それは未確定要素のある物事にマイナスのイメージがあるからです
人の目には、その時に関心あるものしか見えていない。
たくさんのものが他にあっても、自分が関心を持つ特定のものにしか意識が集中されないのである。
これは、人間の意識が常に方向性を持つことの表れであるから、
変えようのない判断するのならば、簡単に謝りにおちいることになる。
視野を狭くしない方法は一つに謙虚さを持つことなんだ
考えをすべての方向から見ることはできない。
それならば、今現在の範囲しか物事を見れていないと自覚することで他の人の意見にも冷静に考えることができる。
「知識を増やせ」
頭がよくなる勉強法とかの本を読んでいるのに全然よくなった形跡がないよ
それはその方法が君に合わなかったのか、勉強法知りたい興味だけで終わったからかもしれないね
興味を持つことは必要なのでは?
確かに知識は興味を持つことから始まるが、興味の連続(反復)によって知識が得られるんだ。
人の脳は命の危機を感じたことは簡単に覚えられる、生きていくうえで必要だからだ。
だけど、命の危険がない数学の方程式の単体だったら…残念ながらすぐに忘れてしまう
それならば連続して刺激を与えたら覚えるようになる。
もっと知りたいという強い興味がひとつながりの多くの知識を呼ぶのだ、そうなれば新しい情報でも一度見ただけでも覚えられるようになる。
巷の書店に行けば、勉強法が数多に並べられているが全てちゃんとした根拠があるはずだ
しかし、それはその勉強法を開発した著者各人の人生観、経験、思考、性格から生み出されたのもだから必ずしも誰にでも当てはまるものではないと思った方がいい
全ては興味の連続を結びつけるための情報として使うのだ♪
「自分を隣から眺めてみよ」
なんか機嫌が悪そうだね!!
そうなんすよ、道具屋の定員の態度が悪くて許せなくて!
怒りっぽい君にはいい方法を伝授しよう
人は怒ったり、悲しんだり、迷ったりすると自分を見失いことがある そういう時には、客観的に自分を見つめるんだ。
客観的に見ることで感情に流されて愚かな結果を呼ばなくなるし、感情の勢いで人を傷つけたりしなくなる。人を許せるようになるのだ。
それに理性的になる。理性とは真偽・善悪を識別する能力だ。
だから悪いことをすると、即座に胸が痛んだりする
これが良心の痛みっていうんだね。
「心の持ち方を変えよ」
一枚の紙を飛ばすことは不可能だ。しかし一枚の紙を何度かおり、紙飛行機の形にすると、
それは屋根を超えて高く飛んでいくようになる。
ものが形を変えただけで、以前では不可能だったことを容易に可能にしているのだから。
確かに考えてみれば驚くことだな
人間は当然物理的に変形することはできないけど
心の向きや態度、言葉、行いを変えることができる。
当然考え方だって自由自在だ
過去にアインシュタインが人は空を自由に飛ぶことは不可能だと言っていたけど
その人類の夢はライト兄弟が可能にしたんだ。 人は意外に何でも心の持ち方を変えることで、あらゆる方向から実現できる力がある!!
「果てのない欲望から離れよ」
あらゆる生き物は欲望から逃れることはできない
それは生きることに直結するものと考えられているからだ
ちょっと含みを持たせたのは、人だけが進化しすぎて欲望が膨らみすぎている
どういう欲望か。他人が欲しがっているものを欲しがるという欲望のことだ。
流行しているものの例えが一番ピンと来るかな
最新アイフォン・最新ゲーム・かっこいい車だったりと、モノだけに限らず美しい身体・健康・ぜいたくな暮らしなどキリがないほど出てくる
多くの人はそれを手にしたときに「幸せ」と呼ぶ
これに対して著者はこう語っている。
他人が欲しがる問しか欲しがらないというあなたの姿勢自体が苦しみの根源であろう。
というのも、自分が本当は何を欲しているのかいまだに見つけることができないからであるし
他人が欲しがっているものを現実に多く得たところであなた自身が少しも豊かにはならないし、満足もしないからである
他人ではなく、自分で価値を見極めることが欲望との付き合い方だってことだね
「幸せではなく満足を求めよ」
なんかいいことないかな~
どうしたの急に!!
俺は幸せを欲しているのだよ♪
幸せは偶然が起きて幸せを感じる。もちろん物を買うことによって幸せを手にすることができるけどね
しかし、その偶然は当たり前だけどいつ来るかわからないし、行いに左右されない
仮に偶然が今起きて幸せを感じたとしよう
だけど幸せの寿命は短いんだ。
また、別の幸せが起こる偶然を待ち続けなればいけない
それではなく、満足を求めるのだと著者は語っている
自分がまじめに力を尽くすならば、仕事においても生活においても必ず満足が得られる。
満足は、自分の行いによって、その必然的結果として得ることができる 。
頑張ったことによって満足した一日、ライフラインが整った不満のない日々、満足に満ちた人生こそが確かな幸せと呼ぶべきなんだ♪
まとめ
- 自分が思っていることは他とは違うと自覚する
- 知識は興味の連続から覚えることができる
- 今の感情を客観的に見る癖を作ると人間関係が悪くはならない
- 欲望を解消するときは相手の基準に合わせない
- 幸せになりたい感情に終わりがないから、満足を追い求める
その他の内容
- 好き嫌いと感情を排除せよ
- 答えは人それぞれ違うと心得よ
- 自分の頭を使え
- 才能の有無は考えるな
- 雑用を丁寧に行え
- 脳に休息を与えよ
など、本書を紹介したのは全体の5%ぐらいだからもっといいことが書かれているよ
本書を読んで悩みの解消法を身に付けてはどうでしょうか♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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