どうもタケチです。
今日は「人は簡単さに目がくらむ」という話をしていきたいと思います。
4月になり、会社にも新入社員が入った。
僕は立場上教える立場になったので、どう教えようかと考えた。
正直人に教えるのは苦手で、文章からわかるように説明がわかりにくいし、話を省略しがちだ。
だから、いい教材はないかと家の中の本を探してみた。
世間でいう自己啓発本はあまり役には立たないと思いつつ、手に取ってしまう時がある。
その読み終わったものが家にたまたま捨てずに残っていた。
それを参考にしてみようかと思って拾い読みをしていると、違和感にあることに気が付いた。
「自分にできることをしよう」という文章だ。
それは、できることしかできないのだから、仕方がないことだ。
胸を張って人に言えることでもないし、言われた方はきょとんとしてしまいそうだ。
そもそも自分ができることがわかっているは多くはいない。
わからないのは当たり前だ。
だから、「自分にできることをしよう」ではなく、「自分にもできるようになろう」がだいぶ正解に近いと思う。
こういう言われ方をするのは、意外に多い。
時代ごとにダイエット方法は変わり、無理はしなくても「簡単ダイエット法」というのが
登場する。
ダイエットを考えているなら、食べることを控えることと、運動することが正解のはずだ。
しかし、人は簡単な方に目がくらむ。
まさに人の弱みにつけ込む思考が世間には浸透しているように思う。
「一日たった○○円」、「一日たった30分」という宣伝も、
人に対して「自分にもできそうだ」と思わせる。
そもそも、そんなに簡単だったらみんなうまくいっている話で、
簡単な手法ほど、効果は薄い。
そして最終的には何も手にしないまま終わってしまうのが落ちだ。
大勢の人が、簡単に目がくらむが本質は簡単ではなく、
続けていくことが重要になってくるはずだ。
以上。
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