【書評・要約】脳を鍛えるには運動しかない ~最新科学でわかった脳細胞の増やし方

書籍

著者 ジョン J.レイティ
    エリック・ヘイガーマン
NHK出版

仲間A
仲間A

新しい年になったし、勉強でもしようかと始めたんだけどなかなかおぼえられないな~。わからないことだらけでストレスもたまるし、もし試験に落ちたりしたら今の時間は無駄になるんだよな。

タケチ
タケチ

その悩みにうってつけの方法があるよ。

    それは運動だー!!

本書のポイント

  • 暗記と運動をセットにせよ
  • ストレスは運動でリセットせよ
  • 四の五の言わずに動け

今日紹介する書籍は、僕もかなり参考にしながら生きているよ。僕の仕事は基本オフィスでパソコンをいじっててずーっと座りっぱなしだからこのままじゃまずくね!?って考えていた時に見つけたんだ。

そして、読んでみたらなかなか目から鱗だったよ この書籍の言いたいことをまとめると「運動は勉強、健康、うつ、ストレス、不安、依存症・ホルモンの変化、加齢に影響するよ」って本だよ。

全部は紹介できないけど僕がここ重要だよってところを言っていこう

「暗記と運動をセットにせよ」

まずは暗記の仕組みをざっくり説明すると、ニューロンという道路があって、ニューロンは暗記した単語を運ぶために道としよう。その単語をせっせと運ぶんで仲間に情報を共有するのがシナプスだ。

なぜ、覚えた単語が忘れるかというと、シナプスの連絡しあう力は自然に弱くなって、忘れてしまうんだ。

それを阻止するために、復習をすればシナプス自体が大きくなり、仲間との結束が強くなり、忘れる期間を延長できるって仕組みです。

そこでいよいよ登場する運動の役割ですが、運動をすることでさっき説明した、ニューロンとシナプスへの材料(BDNFという物質)の補給を促すということです

ちなみにBDNFの実験結果も報告されている

老後も健全な精神状態を維持している人に共通点があるかどうかを長期間にわたって調べる研究を終えたばかりだった。観察期間は4年で、認知機能の低下が最も少なかった人には、3つの要因が認められた。教育、自己効力感(ある行動が自分で達成できるという信念や自信)、そして運動である

材料がなければ、記憶の定着も効率が悪くなるということだ。

「ストレスは運動でリセットせよ」

ストレスは日常生活ではどうしても付きまとう。仕事へのプレッシャー(僕はあんまりないけど)、生活していくうえでやりたいことよりもやりたくないことが多いと思う人はいる。

そこで大体の人は、ストレスを感じた時の習慣として食に走る。

これは脳の構造上正常な働きなんだ。人はストレスを感じると脂肪を蓄えようとする、そこですぐにエネルギーになるものはが必要で行き着く先は砂糖と脂肪だ。

これは、健康にも脳にもよくない。なぜなら、脂肪を蓄えようとしなくても、現状でも十分に足りているからだ。

では、ストレスを感じた時にどうしたら……。

運動をすればいいのだ(つくづく万能だ)。

習慣的な運動をすることによって、ストレスの免疫を強化する働きも実験で確認済みだ

「四の五の言わず動け」

まさにこれに尽きる(笑)

運動でのメリットが多すぎて、覚えるのがめんどくさくなるくらいある。

しかし、当然やりすぎは問題だけどね。

ちなみに暗記したいからと言って全力で運動した後すぐに単語帳を開いて暗記だ!!って思ってもダメだよ。

息切れしている中での暗記はわかってはいると思うけど疲れすぎてて暗記の効率はものすごく下がる。

この書籍の最低運動時間は週に一時間半といわれている。(ジョギングでも可)毎日動けば楽にクリアできそうな時間だね。

動く習慣は身につけたほうが、長期間続けられる秘訣だ。

近くのコンビニに行くのに車はNO-! エスカレーターはNO-!(笑)

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